日刊実話 北海道中~第5章~ [エピソード]
わずか20分で出端をくじかれたこの道中・・・それでも気をとり直して目指すは京都。
地図を頼りに北へ。できるだけわかりやすい道を通ってなんとか順調。さて、ここで国道1号線に合流して・・・
すごい交通量だ
自転車初心者期間の私には走る自信がなかった。仕方ない、迂回だ。しかし初めての道、同じ場所に戻ったり、変な方向に行ったり不安に拍車をかける・・・。それでもどうにか京都府突入!よし、後はさらに北へ北へ。・・・のつもりだった。が、特に訳はないが向かってる方向に「なんかおかしい」と感じた。よくよく調べると自信持って向かった方向は見事に逆方向。このまま向かっていれば宇治の平等院鳳凰堂を見学できた・・・いや、そんな悠長なこと言ってる場合ではない。
長い道のりを逆走してやっと京都市へ。ここまでくれば後はどうにかなる。無事にKくんと合流。彼はマウンテンバイクだった。お父さんの車で舞鶴へ。
舞鶴で小樽行きのフェリーに乗船。その夜、疲れ果てた私はぐっすり眠りにつく。
朝、いい天気だ。甲板に出てみると
360度どこもかしこも海!青い海!目に見えるは空と海だけ!
人間など小さなものなのだよ。
写真を撮ったり別の客と話したりミニ映画館でつい先日ビデオで見たばかりの映画を見たり、ゆったりと過ごす。
そして翌日の暁、ついにフェリーが小樽へ到着。北海道上陸である。さあ出発だ。まだ涼しい夜風を受けながら走っているうちに夜が明けていく。
こうして、小樽の夜明けと共に北海道自転車道中は幕を開けたのである
つづく
今日中の更新は無いかもね・・・
と思いながらチラッと覗いてみたら・・・☆
「日刊」継続中でしたね~(^^)/
こうなったら継続更新応援しちゃいますネ!がんばれ~(`0´)ノ
第五章で、いよいよ北海道上陸!
フェリーでのkimさんの写真、「海の男」をかもし出していますね~(^-^;)
私もフェリーでの一泊移動、一回だけやった事があります☆
乗り合わせたお客さんとの会話とか、心に残りますよね・・・
でもあれはやはり、学生時代の
若~い時期だったからこそ盛り上がって語りあえた
ような気がします(〃'-'〃)
by MILK (2007-06-24 20:43)
>MILKさん
ええ、しっかり日刊発行してますよ~♪
あの写真、カメラとの相当な距離が必要ででっかい声で「ほないくで~」「あいよ~」「チーズ」と叫んでたと思います(^^i)
旅のふれあいは年齢関係なしです!当時話した人にナイスミドルな紳士もいましたよ(^^)
フェリーは小学校の修学旅行で熊本に行ったとき以来ですね。熊本でひどいバス酔いしてしまい、フェリーで体調戻した記憶があります。
これからきれいな風景の写真、21歳の私など登場しますので応援よろしく!!
by EXOTIC-KIM (2007-06-25 00:30)